ダイエット・健康と食事

「食事制限なしでも痩せる?」運動だけでダイエットに成功する人の4つの特徴

こんにちは!松本市パーソナルトレーニングRe Plusの中沢です^^

ダイエットをするにあたって、「運動だけでも痩せられる?」「食事制限なしでもダイエットは可能?」このような疑問を持つ人は多いのではないでしょうか?
できれば「好きな物は食べたい」「外食も断ったりせずに痩せたい」ですよね?

ダイエットに食事制限は基本的に必須。しかし、Replusのお客様でも運動だけで痩せている人が実は結構いらっしゃいます。
当記事では、私の経験談を元に、運動だけで痩せる人の特徴を解説していきます。

当記事の結論
  • カロリー消費以外の「運動のダイエット効果」を知ることが大切
  • 運動だけで痩せられる人は、食生活が元々安定している
  • 運動だけで痩せられる人は、期待しすぎていない
  • ダイエット中の運動は筋トレが最もおすすめ
  • 外食をしたりお菓子を食べてもダイエットはできる

当記事を読むことで、「自分は運動だけでも痩せられるのか?」がわかり、正しいダイエットに取り組めるようになると思います。

ダイエットで食事制限が必要と言われる3つの理由

「消費カロリーが摂取カロリーを上回ること」が、ダイエットの必須条件。
「それなら運動で消費カロリーを増やせばダイエットできるのでは?」と思いますよね?しかし、これはかなり難しいんです。

その理由は次の3つです。

  1. 運動での消費カロリーは、時間と労力の割に少ない
  2. 過度な運動で食欲が増す可能性がある
  3. 過度な運動で基礎代謝が落ちる可能性がある

理由①:運動での消費カロリーは、時間と労力の割に少ない

実は運動で消費できるカロリーはわずか。30分のランニングで消費できるカロリーは200kcal〜300kcal程度です。これはドーナッツ1個分とほぼ同じ。30分の苦労が数分、いや数秒ですね(泣)

理由②:過度な運動で食欲が増す可能性がある

過度な運動で消費カロリーが増えると、食欲を促す「グレリン」の分泌が増え、食欲を抑える「レプチン」の分泌が減ります。これは脳が体に「食べろ」という命令を出している状態。
人の体にはホメオスタシスという体を一定に保とうとする働きが備わっているため、「消費した分摂取しよう」という機能が備わっているのです。

(ただし、運動には食欲をコントロールするという側面もあるので、後述します)

過度な運動で基礎代謝が落ちる可能性がある

基礎代謝とは体温調整や内蔵を動かすと言った生命維持に消費されるエネルギー。一般的な生活で、全体の消費カロリーの約6〜7割がこの基礎代謝によるものです。

過度な運動で消費カロリーを増えると、免疫や消化と言った代謝活動が下がり、全体の消費カロリーが調整されるという専門家もいます。
そのため単純に、「500kcal分運動したから、30日で15000kcal分痩せられる」というわけではないのです。

消費カロリーアップ以外の運動のダイエット効果

「運動だけで痩せたい」という人は、消費カロリーを稼ぐこと以外のダイエット効果に期待しましょう。それは次の2つ

  1. ストレス過食を抑える
  2. 体が動きやすくなり日常活動が増える

効果①:ストレス過食を抑える

過度な運動では「食欲が増す可能性がある」と先述しましたが、運動不足でもまたストレスによる食欲増加につながってしまう可能性があるのです。

そのため、適度な運動はストレス過食を抑えるために大切でしょう。

効果②:体が動きやすくなり日常生活が増える

日常生活での運動はNEATと言って、一般的には25~30%をも占めます。

出典:からだカルテ 消費エネルギー増やしませんか?
より引用

運動によって筋肉がついたり関節が動きやすくなることで体が動かしやすくなり、痩せやすい日常生活を送れるようになることが期待できます。

運動だけで痩せる人の特徴4選

運動だけで痩せる人の特徴は次の4つ

  1. 食生活が安定している
  2. 定期的に体重を量っている
  3. 定期的な頻度を死守している
  4. ダイエット以外を運動の目的としている

具体例も交えながら、パーソナルトレーナー支点で痩せる理由を考察していきます。

特徴①:食生活が安定している

「運動だけで痩せた」という人は、ある程度「食生活のテンプレ」が決まっています。(↓例)

朝:ご飯と納豆・味噌汁
昼:会社の定食
夜:ご飯・肉or魚系1品・サラダ系1品

このような人は、運動しても摂取カロリーが増えることがないため、シンプルに運動した分痩せていくのだと思います。
反対に、「3食バランス良く食べる日もあれば、超ハイカロリーになる日、全く食べない日も多い」という人は食事制限無しのダイエットは難しいでしょう。

特徴②:定期的に体重を量っている

1年を通して、週1回以上は体重を量る習慣があるという人は、運動だけで痩せる人が多い印象です。
おそらく、「1日どれくらい食べれば太るのか?」が無意識レベルで把握できているため、運動が増えた分食事量が増えるということにならないのでしょう。

反対に、年に数回しか体重を測らないという人は、食事制限無しのダイエットは難しいでしょう。

特徴③:定期的な頻度を死守している

運動だけで痩せる人は、週に1回や2回でも「決めた頻度を死守する」という精神を持っています。
体を変えるためにはどのような運動でも、定期的なスパンである程度継続する必要があります。決めたことを続けられる人はきちんと効果が出てくるのでしょう。

反対に、運動の予定があっても「遊びの予定が後から滑り込みで入ってしまう」という人はダイエットは難しいでしょう。

特徴④:ダイエット以外を運動の目的としている

「運動だけで痩せる」という人は、元々の目的が肩こり解消やストレス発散だったりすることが多い印象です。
このような目的は痩せることよりも手っ取り早く手に入りやすい結果。そのため、

  • 継続のモチベーションが上がる日常の運動が増える+食欲の調整機能が整う副産物としてダイエットできる

と、ダイエットにもつながってくるのかなと思います。
反対に、「ダイエット」を1番の目的に運動を始めると、運動で思ったよりも痩せないことに気づき余計にストレスになってしまう可能性があるので、食事制限もすることをおすすめします。

ダイエット中は筋トレが最もおすすめ

ダイエット中の運動は筋トレが最もおすすめです。
理由は、筋肉がつくことで基礎代謝が上がり痩せやすくなるから。

筋肉1kgの代謝は13kcal程度、そして筋肉が増えるとそれに伴って内蔵や血管系も発達します。そのため筋肉が1kg増えるとトータルで約50kcal代謝が増えると言われています。

特に、運動経験やスポーツ歴がほとんどなく、もともとの筋肉量が少ない人ほど筋トレをすれば痩せやすくなる印象です。
筋肉が少ない人は、トレーニングをはじめてからの筋肉量の増え幅が多く、代謝の増え幅も多くなるのかもしれません。

運動だけで痩せた人の声

Re Plusに通っていただいている「運動だけで痩せた」というお客様の声を紹介します。

「7、8年かけて、じわじわ7〜8kgも増えていた体重が、トレーニングを始めてから1年間で気づいたら2〜3kg落ちてきている。食事内容は全く変えていないしお酒も飲んでいるのに」

60代・パーソナルトレーニング週1回/約1年

元々の目的は、「筋力低下を抑えて肩こりや不調を改善したい」という方でした。
ペースはゆっくりですが、年々の増加傾向な体重がストップし、減少にシフトするのはかなり大きいことですよね。

お客様のお声一覧はこちら

外食しながら。お菓子を食べても痩せる方法

ダイエットは多くの場合食事制限が必要です。
「食事制限」というと、「鶏肉・玄米・ブロッコリーのような物しか食べてはいけない」と考える人も多いのではないでしょうか?

しかし、実は外食やお菓子を食べてもダイエットは全然できます。
外食する日が前もってわかっている日は前後の日にちでカロリーを調整。どうしてもお菓子を食べたくなってしまう場合は、「◯kcalまでならOK」というラインを決めて全体の摂取カロリーを調整していけば十分ダイエットはできるでしょう。

まとめ

  • 運動はカロリー消費よりも「動きやすい体作り」「ストレス発散」の方がダイエットに良い効果だったりする。

運動だけで痩せる人の特徴は↓の4つ

  1. 食生活が安定している
  2. 定期的に体重を量っている
  3. 定期的な頻度を死守している
  4. ダイエット以外を運動の目的としている
  • ダイエット中は筋トレがおすすめ
  • ダイエット目的には基本、食事制限は必須

興味を持っていただけましたら是非詳細も御覧ください↓

松本市パーソナルトレーニングジムReplus

最後まで読んでいただきありがとうございました^^

 

ABOUT ME
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中沢聖二
パーソナルトレーニングスタジオRePlus。金沢学院大学スポーツビジネス学科卒業後、フィットネスクラブに就職。フィットネスクラブでパーソナルトレーナーとして活動。 NSCA認定パーソナルトレーナー / JCCAベーシックインストラクター 脂肪燃焼メカニズム・機能解剖などの科学的根拠と自身のボディメイクコンテスト出場・ボクシングでのカラダ作りのノウハウも合わせ、ひとりひとりの姿勢と動きに合わせた姿勢改善指導・美しく引き締めるためのダイエット指導で『くびれがはじめてできた』『履けなかったパンツがすんなり履けるようになった』など、多くの喜びのお声をいただく。