不調・ケガ予防

年齢と体の硬さは関係ありません!

こんにちは!松本市でパーソナルトレーニングとストレッチをやっています。中沢聖二です^^

今日は「年齢と体の硬さって関係あるの?」という疑問にお答えします。

あなたは、「20代、30代に比べて体が硬くなったな…」と感じることはありませんか?

パーソナルトレーニング中、お客様との会話でも「もう若くないから体が硬い」と言う方がたくさんいらっしゃいます。

でも実は、「体が硬くなる」と「年齢が増えたから」ってほとんど関係ありません!

そして、今すぐにでも体は柔らかくしていくことができます!

今日のブログでは

  1. 今すぐ体は柔らかくなる!
  2. 筋肉は力が入った状態が続くと硬くなる
  3. 普段の姿勢・運動不足で、筋肉に力が入った状態に
  4. 体は何歳からでも柔らかくできる!

という見出しで書いていきたいと思います^^

今すぐ体は柔らかくなる!

ストレッチをすれば、体は今すぐにでも柔らかくなります。

「フゥー」っと吐きながらゆっくり10秒間、前屈をしてみてください。ゆっくりもとの姿勢にもどって、もう一度10秒間、同じように行ってみてください。

「1回目よりも2回目の方が気持ち柔らかくなったかな」という感覚ありませんか?

(もしなければぜひ1度RePlusのスタジオに来てください!)

年齢関係なく「さっきよりも柔らかくしよう!」と思ってストレッチをすると、たった10秒程でさっきの自分よりも体は柔らかくなります。

体が硬くなる原因

たったの10秒程度で体は柔らかくなるのに、なんで10、20年前よりも体は硬くなっているのでしょうか?

それは、10年、20年間、「1日の中で”筋肉に力が入っている時間”が長いから」です。

筋肉は力が入ると縮みます。そして、縮んだ状態が続くと硬くなって筋肉は伸びなくなってしまいます

硬くなった筋肉が関節を動きづらくすることで、体は硬くなります。

筋肉の萎縮

筋肉は長期間動かさないでいると、筋肉を構成している筋繊維が細くなってしまい萎縮していきます。身体を動かす習慣がないと、年をとるごとに筋肉は硬くなってしまうのです。

筋肉の緊張

筋肉が長時間負荷をかけられ疲労した状態が続く場合も柔軟性が失われます。例えば、長時間座りっぱなし、草取りなどでしゃがみっぱなし、などをすると身体が固まって筋肉が伸びにくいことってありますよね。過度な負荷が長時間かかると、筋肉は緊張状態になり硬くなってしまいます。

筋肉の特性を理解すると「年をとったから身体が硬くなった」ではなく、「筋肉を動かしていない」「筋肉が萎縮して緊張した状態を長時間続けた」ことが原因であることが分かりますよね。

体を硬くする生活習慣

「年齢とともに体が硬くなっている」というのは、「常に筋肉に力が入っている」ということです。

常に筋肉に力が入ってしまう原因は、

  • 普段の悪姿勢
  • 運動する時間が少ない
  • パソコンやスマホなどを長時間作業する
  • ストレスが多い
  • 長時間座りっぱなし、立ちっぱなし
  • 長時間同じ姿勢で作業をする

など。

でも、普通に過ごしてると「同じ姿勢で止まっている時間」「体を動かしている時間」では「同じ姿勢で止まってる時間」の方が圧倒的に長くなりませんか?

年齢とともに体が硬くなる原因は、この「同じ姿勢で止まっている時間が圧倒的に長い」という状況が10年、20年と積み重なったからです。

スマホ・デスクワーク・車の運転、家事、育児…etcで同じ姿勢が続くと、「力が入っている一か所の筋肉」は休むことができずに、常に力が入った状態になります。

「力が入っている一か所の筋肉」は、日常レベルで体を動かすことで休ませることができます。例えば、

  • 階段を登る
  • 靴下を履く
  • 伸びをする
  • 首をまわす
  • 深呼吸をする
  • ときどき、姿勢をかえる
  • 散歩やランニングをして全身を動かす
  • 腕や肩を回す
  • 寝る前に布団のうえでストレッチをする
  • お風呂でふくらはぎを揉む

こんな風に、日常生活で「筋肉を動かす」意識をするだけで、筋肉の萎縮と緊張を和らげることができるんです。日々の生活習慣の積み重ねが筋肉に現れていきます。

筋肉の萎縮と緊張をこれ以上悪化させないためにも、ぜひ今日から時々筋肉を動かす習慣を取り入れてみてくださいね。

体は何歳からでも柔らかくできる!

体は10秒程度ストレッチを行うだけでも、今さっきの自分よりも柔らかくすることができます。

その積み重ねと、きれいな姿勢・日常の運動不足を補うためにエクササイズをすれば、10年、20年前と同じくらい体を柔らかくしていくことができます。

仕事・家事中にできるトレーニング

ダイエットしたいけれど、仕事や家事が忙しくて特別な時間が作れないこともありますよね。最後に、仕事中や家事中にできるトレーニングを紹介します。ぜひ、ながらダイエットを取り入れて効率良くダイエット習慣を身に着けていきましょう。

レッグレイズ

仰向けでできる足上げトレーニングです。朝起きた時、夜寝る前に布団の上で行ったり、リビングでくつろいでいる時やテレビを見ながらなど手軽に行うことができます。

スクワット

スクワットは膝の屈伸運動で下半身やお尻の引き締めができる効率の良いトレーニングです。その場ですぐにできるため、仕事や家事の合間、トイレに行ったとき、エレベーターやレジなどの順番待ちなどふとした時にさっと取り入れてみましょう。

お腹をへこませる

腹式呼吸を行いながらお腹をへこませる方法です。座っていてもできるので、仕事中に意識するだけで腹筋を鍛えることができます。

早歩き

通勤や通学途中、買い物などふとした時に「早歩き」を意識することも下半身の引き締めに効果的です。正しい姿勢を意識しながら日常生活での歩き方の意識をしてみましょう。

つま先上げ運動

かかとを地面につけたままつま先を上げることで、足の引き締め運動ができます。ふと立ち止まったときや、料理中、座っている時など取り入れてみましょう。

お風呂に入りながら運動

お風呂に入りながら出来る運動も色々なものがあります。身体をマッサージ、筋肉をほぐすことの他にも「ドローイン」という腹筋を鍛える運動がおすすめです。お風呂に入りながら効率よくトレーニングしてみましょう。

掃除機をかけながら運動

掃除機をかけながらトレーニングを意識することで身体の引き締めにつながります。

家事や仕事で忙しくてもほんの少し意識をすることで簡単にトレーニングをする方法はいろいろあることがわかりますね。次の記事ではさらに詳しくながらトレーニングについて紹介しています。動画での説明もしているので、ぜひさらに詳しい方法をみて日常生活に取り入れていきましょう。

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中沢聖二
パーソナルトレーニングスタジオRePlus。金沢学院大学スポーツビジネス学科卒業後、フィットネスクラブに就職。フィットネスクラブでパーソナルトレーナーとして活動。 NSCA認定パーソナルトレーナー / JCCAベーシックインストラクター 脂肪燃焼メカニズム・機能解剖などの科学的根拠と自身のボディメイクコンテスト出場・ボクシングでのカラダ作りのノウハウも合わせ、ひとりひとりの姿勢と動きに合わせた姿勢改善指導・美しく引き締めるためのダイエット指導で『くびれがはじめてできた』『履けなかったパンツがすんなり履けるようになった』など、多くの喜びのお声をいただく。