こんにちは。トレーナーの中沢です!
ダイエットのために、『お菓子を我慢したいけど我慢できない』
そして、
せめて『食事からは糖質をなくそう!』と思って白米は抜き
そして、またお菓子を食べてしまって『自己嫌悪・・・』
こんなことってありませんか?
もしかしたら食事から炭水化物を抜くことが、お菓子をやめられないスパイラルを引き起こす原因になっているかもしれません。
目次
炭水化物を抜くとお菓子がやめられなくなる理由
血糖値が下がると空腹感や疲れを感じます。
炭水化物を抜くと血糖値が下がることで、脳が体に『甘い物を食べてはやく血糖値を上げろ!』と命令します。
お菓子に入っている”砂糖”は速く血糖値を上げますが、速く上がった血糖値は『インスリン』というホルモンの働きでまたすぐに下がってしまいます。
血糖値とは?
血糖値とは、糖質を摂った後の血液中の”ブドウ糖”の値。
ご飯・パン・芋類・スイーツなどから『糖質』を摂ると、『ブドウ糖』に分解されて血液に流れます。(脳や体を動かすエネルギー源に)
つまり、
- ブドウ糖がたくさん血液中にある状態=血糖値が上がってる
- ブドウ糖が血液中に少ない状態=血糖値が下がってる
ということです。
炭水化物を摂ることで『お菓子スパイラル』を抜け出せる
”砂糖”は糖質がバラバラになった糖類(単糖類・二糖類)。この反対で糖質+食物繊維が組み合わさったのが炭水化物です。
吸収がゆっくりな分、血糖値は緩やかに上がって緩やかに下がっていきます。
血糖値が急激に下がることがないため、『脳に甘い物を食べさせられる』ということがなくなります。
炭水化物を摂って気合に頼らないダイエットを
『お菓子をやめたいのにやめられない!』という人は、
食べてしまって自己嫌悪・・・ ではなく
『いつも◯時になったら無性にお菓子が食べたくなるな』と冷静に分析してみましょう。
もしその前の食事で、炭水化物を抜いたり極端に減らしていたら、”炭水化物を抜くことによる血糖値の低下”が”お菓子を無性に食べたくなる原因”になっているかもしれません
思い切って炭水化物を取り入れていきましょう!
【追記】甘いものは『食べたら終わり(汗)』ではありません。(私もファミレスに行ったらガムシロを飲むレベルで甘党です。)旅行やたまにのご褒美で摂って、次の日体重が多少増えていても気にしなくて大丈夫です。普段は血糖値を安定させ、上手に付き合っていきましょう。